事例紹介
株式会社ホテルオークラ東京ベイ様
Interview
ホテルオークラ東京ベイ
執行役員 副総支配人
人見 孝氏
宿泊サービス部 フロントサービス課 主任
大和 綾太氏
User Profile
充電スタンド設置によるお客さま満足度の向上と環境に優しいホテルの実現
ホテルオークラ東京ベイ様は2013年2月26日、舞浜エリア内で初のEV/PHV専用充電スタンドを設置し充電サービスを開始しました。設置場所は正面玄関ローターリー脇で、運用には日本ユニシスの充電インフラシステムサービス『smart oasis』が導入されています。大していこうと考えています」
この充電インフラシステムの整備について副総支配人の人見孝氏は次のように語ります。
「当ホテルは今年開業25周年を契機に、お客さま満足度の向上や環境にやさしいホテルを目指したプロジェクトを進めています。その中で、お客さまの利便性を高め、環境にやさしいEVの普及にも貢献する充電スタンドの設置を決定しました」
また、EV充電スタンド設置を担当し充電サービスの運営にもあたっているフロントサービス課主任の大和綾太氏は、お客さまの利用状況についてこう話しています。
「インターネットで充電スタンドのことを知ったというお客さまが、関東地方だけでなく関西や東北からもいらっしゃっています。中には5カ月で3回もご宿泊いただいたEVユーザー様もいらっしゃいました」
EVやPHVのユーザーにとって、充電スタンドがあるかどうかは旅行先や宿泊施設の選択での重要条件になります。
また、そこを拠点にした行動範囲の拡大、滞留時間の増大にもつながり、新たなビジネス機会を創り出すことにもなります。
これからの展開について人見氏はこう述べています。
「EVでお越しになるお客さまのニーズに応えると共に、他の企業様が環境に対する意識を高め、充電スタンドを導入されるきっかけとなればと期待しています。2013年11月よりEVのレンタカーサービスも開始いたしましたので、皆さんにEVの良さを知っていただき、さらにいい環境ができるのではないかと思っています」
国内外からの環境意識の高い観光客も増える中、環境にやさしいホテルの取組みとして支持を集めていくことが期待されます。
※本インタビューに掲載された情報は、取材時点のものであり、変更されている可能性があります。
※日本ユニシス株式会社は2022年4月1日を以てBIPROGY株式会社へ社名変更いたしました。